卓球で起こりやすいケガと治療にかかる費用

卓球で起こりやすいケガと治療にかかる費用とは
あなたは卓球をしていてどのようなケガを想像できますか?
・台にぶつかるとか転ぶくらいでしょ?
・上手い人ならまずケガなんてしないよ
そう思う方も少なくないと思います。
しかし、実際は自分ではどうすることも出来ない状況で思わぬケガをしてしまうことがあります。
ここでは卓球をする上で起こりやすいケガとそれにかかる費用を説明していきますね。
卓球で起こりうるケガは腕(手)・足に関わるところがほとんど
卓球で起こりうるケガは部位は腕(手)と足がほとんどです。
ケガの程度としては
・切り傷
・骨折
などが考えられます。
腕(手)・足がケガをしやすい理由
腕(手)・足がケガをしやすい理由として、次のようなことが挙げられます。
・ラケットを振るため、卓球台やその付属品にぶつけやすい。
・フットワークで広範囲を移動するため、人やフェンスにぶつかったり、落ちているものを踏んでしまう。
次からはその例をあげていきますね。
例1:台の端ギリギリでのプレーでのケガ
『シェイクハンドのラケットを使用しており、試合中に、台上でボールがギリギリ2バウンドしないくらいの球が返球された。
台の端でそのボールをバックハンドで返球しようとラケットを振ったところ、人指し指を台にぶつけてしまい、ケガしてしまった。』
シェイクハンドのラケットを握るとき、人差し指はラケットの裏面(バックハンド側)にありますよね。
そのため、バックハンドを振るときには台に指をぶつけてしまう可能性があるんです。
本人の距離感もありますが、試合に集中していて「1点を取らなければならない」という状況では、がむしゃらにボールを追ってしまいがち。
こうした場合に指のケガが発生してしまうんです。
打ちどころにもよりますが、この場合は切り傷または骨折が考えられます。
例2:隣の選手がぶつかってきた
『地区大会に参加したとき、台と台の間がそれほど広くない会場だった。
試合中、隣の台の人がボールを返球しようとしてフットワークでこちらの台まで来てしまった。
その勢いのまま足を踏まれてケガをしてしまった。』
テレビなどでトップ選手の試合を観ると、卓球台のまわりがフェンスで囲まれていて安全に見えます。
しかし、地区で開催されるいわゆる「お祭り大会」や全日本選手権などの「地区予選大会」などでは参加者が多く、1台1台をフェンスで囲むことはまずありません。
すると、台と台を遮るものがなく、隣の台で試合中の選手がぶつかってくるということはよくある話なんですよ。
打撲程度で済めばいいのですが、激しいぶつかられ方をしてしまうと、骨折などの大ケガに至る場合もあります。
かかる費用はいくら?
骨折して入院となってしまうと費用は高くなりがちです。
入院したときの自己負担費用は、
・1日あたり平均で19,800円程度
・1回の入院あたり平均で270,000円程度
出典:公益財団法人生命保険文化センター(http://www.jili.or.jp/research/report/chousa10th.html)平成28年度「生活保障に関する調査」より
と、かなり高額になっているようです。
これだけの負担が発生するとなれば、自分でも備えが必要ですね。
卓球で起こりやすいのは腕(手)・足のケガ
ここまで例をあげてきましたが、腕(手)・足のケガが多く見られる傾向にあります。
また、骨折して入院してしまうことも十分にありえるスポーツなんですよ。
もしものときの備えとして、傷害保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。